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検証

【完全版】SurfaceBookでUbuntuのUSBブートする方法

更新日:

VirtualBoxとかでメインOSの上に、異なるOSを仮想化させて、Ubuntuを動かしていました。仮想OSを使用した場合、メインOSとの切り替えがすぐ出来るのでその点優れていますが、最近もの足りなさを感じてきました。


「Ubuntuもっと早く動いてくれ!!!」

この思いからUSBブートで起動させることを決意しました。というわけで今回、どのようにやったかその方法を書きます。大まかな流れは以下になります。


①LiveUSBの作成(USBメモリに起動させたいOSを入れる)

②UEFI(BIOS)でブート優先順を変更(USBメモリを第一優先にする)。

では具体的に順を追って、見ていきましょう。




LiveUSBの作成法


まずOSを起動させるためのUSBメモリを作成します。これをLiveUSBと言います。ここでは、専用ソフトなどを使わないで、コマンドで作成する方法を紹介します。そっち方が勉強にもなるし、わざわざソフトをインストールする必要もありません。それから一応、ブートは外付けのHDDなどでも可能ですが、誰かがHDDでやったら遅くて使い物にならない、と検証してました。実際の(フル)インストールは、Ubuntuを立ち上げてから行います。


USBブートをやるなら速度面を考慮して、USB3.0もしくはUSB3.1対応のものが良いと思います。ちなみにUSB2.0とUSB3.0は、理論値で約10倍の速度差があります。また容量に関しては、ただUSBブートしてあまりUbuntuを使わない場合は、基本的には4GBの容量あれば十分足ります。Ubuntu18.04のサイズは1.75GBくらいだったと思います。

自分は手元に使ってない16GBのUSBメモリがあったので、そちらを使いました。



しかしUbuntuをインストールして今後使う場合は、4GBでは足りないです。もっと容量の大きいUSBメモリが必要です。このステップでは、まだOSを立ち上げるためだけなので、4GBあれば十分です。インストールは、Ubuntuを実際にUSBブートさせて、最初の設定画面で行います。Raspberry Piを触ったことがある人は分かるかと思いますが、あんな感じでインストールするorしないの画面が出てきます。Ubuntu はインストールしないでブートすることも可能みたいですが、電源を切ったら設定や変更は保存されません。


ではさっそくLiveUSBを作っていきます!


まず、USBメモリをPCに接続してください。そして、コマンドプロンプトを管理者実行権限で起動させます。コマンドプロンプトがデスクトップにある場合は右クリックで、タスクバーにある場合はCtrl+Shiftを押しながら左クリックで立ち上げれます。コマンドは以下の手順です。

--------------------------------------------------

diskpart

list disk

select disk

clean

create partition primary

list partition

select partition

active

format fs=fat32

assign

exit

----------------------------------------------------

下の画像は実際の実行した途中までの画面です。残りは順を追って説明します。USBメモリを選択して、中身を完全消去します。

①diskpart

このコマンドでディスク管理できるようになる。ディスクとは、ストレージの基本単位のこと。ディスクというと、CDやDVD-ROMのような丸いものを思い浮かべてしまうが、USBメモリもディスクの一つ。

②list disk

現在のディスク状況を表示。USBメモリが何番のディスクに割り当てられているか確認する。

③select disk 〇

上で確認したUSBメモリの割り当て番号を〇に入れる。

④list disk

念のためしっかりUSBメモリが選択されているか確認する。選択されていれば、ディスク番号の隣に※印がついている。ここは確認作業なので、省略可。

⑤clean

USBメモリの中身を完全消去する。このcleanコマンドは、エクスプローラーで中身を全部選択して消去するよりも強力で、一度cleanをすると前の状態に復元するのは不可となる。誤ってwindowsシステムが入っているディスクを消さないように。

そうすると、上の画像のようにUSBメモリ(Dドライブ)が未割当状態になる。ディスク管理画面を開いてみても、未割当状態になっていることが確認できる。ディスク管理画面は、左下のwindowsマークを右クリックして開ける。

cleanまで出来たら、次はUSBメモリをフォーマットして、実際にUbuntuを入れていきます。下の画像は実際の実行画面です。

⑥create partition primary

USBメモリにパーティションを作成する。パーティションとは、一つのディスクを論理的に分けたもの。基本的にプライマリーパーティションは最大4つまで作成可能。パーティション毎に割り当てるドライブを分けたりすることが出来る。

色が黒から青に変わったことが分かる。つまりしっかりパーティションが作成されたことが視覚的に確認できる。

⑦list partition

しっかりパーティションが作成されているか確認する。

⑧select partition 〇

上で確認したパーティション番号を〇の中に入れる。

⑨active

アクティブにする。


⑩format fs=fat32

任意のファイルシステムを指定してフォーマットを行う。ファイルシステムとは、記憶媒体を制御するときのルールみたいなもの。
ここでは、先ほど作成したパーティションに、新規のファイルシステムを作成する。オプションとしてfat32の後にquickをつけることで、フォーマットにかかる時間が短縮出来る。コマンドプロンプトの画面でもどこまで完了したか、表示されている。以前LiveUSBメモリを作成したとき、コマンドプロンプトではずっと0%完了と表示され続けているエラーがあったので、一応ディスク管理画面でも何%終わったか確認できることを頭の隅に置いておいてほしい。フォーマットにはfat32を選んだが、exFATやNTFSなど他にもファイルシステムがあるので、用途に合わせて指定する。


⑪assign

パーティションを新規作成したので、改めてドライブを割り当てる必要がある。"assign"で割り当てるのだが、ドライブ名を指定しなければ、自動で割り当てられる。HDDもしくはSSDが一つしかない場合は、基本的にDドライブに割り当てられる。したがってもし、Eドライブに割り当てたかったら、"assign letter=E"とすることで、意図的にUSBメモリをEドライブに割り当てることが出来る。

⑫exit

終了。



ここまできたら、あとはUbuntuのisoイメージフォルダを開いて、USBメモリにコピペして終わりです。Ubuntuのisoイメージはホームページから、ダウンロードできます。

これでLiveUSBメモリの作成は完了です。次はPC起動時にUSBからOSを立ち上げる設定をしていきます。



USBメモリからOSを起動させる方法

この設定をするには、UETI(BIOSの後継者)を開かなければいけません。変更する設定は、以下の二つです。

①起動優先順位をUSB>HDDに変更

②セキュアブートの無効(Linuxはセキュアブートが有効になっていると立ち上がらない)


Microsoftのホームページを見ると、SurfaceではどういうふうにUEFIを立ち上げるか載っています。基本的にはF2で立ち上がるですが、Surfaceは"音量アップボタン"でUEFI画面に移行出来ます。

「ってことはF6ボタンだな!?」

こう解釈した私は、UEFI画面に入るのに格闘すること1時間弱・・・

「Microsoftの嘘つき!すぐWindowsが立ち上がってしまうじゃないか!」

そう思っていたやさき、電源ボタンの横に、音量を調節するボタンが!?

「まてよ・・・これってF6ボタンではなくて、こっちのボタンのことか!?」


結局SurfaceでUEFIに移行するには電源ボタンの隣にある音量上げるボタンのことでした。F6ではありません(笑)実際にやってみましょう!



まず音量アップボタンを長押したまま、電源を付けます。そのまま音量アップボタンは押したままにしていると、UEFI画面に移行します。そしてブートの優先順位を以下のように変えます。変更の仕方は、USBをドラッグして上に一番上にもっていくだけです。

あとは「セキュアブートを無効にする設定をすれば完了!」のはずが・・・



結局、優先順をいじるだけでUbuntuを起動できました(笑)



なのでこれで設定は終了です。あとはExitタブのRestart nowを押して再起動してみてください。もしそのときに、USBメモリが接続されていれば、Ubuntuが立ち上がります。ささっていなければ、通常通りWindowsが起動します。



Ubuntuをブートさせると、以下のような画面が出てきます。

ここで"Install Ubuntu"を選択します。一応"Try Ubuntu without installing"を選択して起動させることも出来ます。下の画像のように、デスクトップ上のアイコンをクリックすれば、後でインストール出来ます。Ubuntuをインストールしないと、シャットダウンしたら初期化されます。なので、"Try Ubuntu"つまりUbuntu のお試しなのでしょう。Ubuntuをそこそこ使おうと考えているなら、インストールまですることをお勧めします。まだその際、用途に応じてUSBメモリは、出来るだけ大容量にした方が良いです。

"Try Ubuntu without installing"を選択すると、こんな感じで立ち上がりました!


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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