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電子工作

PC分解中に、ネジがバカになった(ネジ穴が潰れた)ときの対処法

投稿日:2019年9月26日 更新日:


出来ればネジ穴が潰れるのは、

避けたいところ・・・

私自身これまでにPC分解したことは何度かありますが、初めてネジがバカになってしまう事態に遭遇したので、そのときの対処法をシェアしたいと思います。

PC分解なので、ネジがマザーボード(以下、基盤)に直結しているケースが多いかと思います。

私の場合もそうでした。

一般的な解決法は、「打撃法」と呼ばている、ネジ山にポンチを置いて、ポンチをハンマーで叩いてドライバーの差込口を新しく作る方法を使います。

今回の場合だと、土台が基盤であることがおおく、打撃法では基盤破損につながりかねないので、不向きです。

今回、私がPC分解中に用意した解決策はこちらです。

  • Level1:輪ゴム
  • Level2:滑り止め液
  • Level3:ドリルでネジに穴をあける



Levelがあがれば、コストもあがりますが、ネジがとれる可能性もあがります。


Level1:ドライバーに輪ゴムをかませて回す。


コストが一番かからない解決策です。

ネジ穴に輪ゴムを置いて、その上からドライバーを回します。
ゴムの摩擦力を利用しています。輪ゴムは太い方が良いです。

ちなみに、輪ゴムでなくても、ゴム製の何か他のものでも構いません。



高確率でネジがとれることはありませんが、
一度はやってみる価値はあるかと思います。


Level2:滑り止め液をつけて回す


ネジがバカになったとき用に、滑り止め液というのが販売されています。



やり方は簡単で、液をネジ穴にたらして、その上からドライバーで全力で回すだけです。



こんな感じでまずは、滑り止め液を流し込みます。




出来たら、ドライバーを挿して回します。

ジャリジャリと音がしますが、気にしなくても大丈夫かと思います。

ちなみに、滑り止め液はティッシュか何かで簡単に拭き取れます。

私の場合は、これでネジをとることが出来ました。




Level3:ネジに穴を作る


今回はlevel3まではいきませんでしたが、
どうしても取れない場合は、こちらの方法を使います。

インパクトドライバーが必要なので、
インパクトドライバー分の費用もかさみます。

右のマスキングテープは、ネジに穴をあけた際に
金属くずが基盤にかからないようにするための保護テープです。



道具を購入する前に、
ネジの太さをノギスで測って、
ネジのサイズに対して、
細いネジ外しビットを購入しましょう。

今回購入したのは、
M2.5~M3用のものなので、
ネジの太さ2.5mm~3.0mm向けのものです。

ちなみに私のバカになったネジの太さは2.6mmでした。

用意はしたけれど、使わずに済んで良かったです。

もし滑り止め液でもネジがとれなかった方は、
Level3の方法も試してみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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