Kali LinuxへApacheを
インストールする方法をご紹介します。
※Ubuntuでも同様です。
ApacheとはWebサーバを
構築するためのソフトウェアです。
Apacheをインストールしてから
起動、そして停止させるためには
以下のコマンドを打ちます。
apt-get install apache2 service apache2 start service apache2 stop |
それではインストールして、
少しいじってみましょう。
apt-get install apache2
でインストールします。
データサイズは少ないので
すぐに終わります。

インストールが完了したら、
service apache2 start
でapacheを起動させます。
これで、デフォルトですが
Webサーバとして機能を果たします。

ちなみに2行目のlosg -i で
開いているファイル(ソケットなど)の
一覧を確認することが出来ます。
Apache起動中なので、
Apacheの文字がしっかりありますね。
service apache2 status
ちなみにこのコマンドでも確認出来ます。
こちらの方が詳しい情報を得られます。

Apacheを起動したら、
他のマシンから接続してみましょう。
http://x.x.x.x (サーバのIPアドレス)

しっかりと表示されましたね!
Apacheの設定を変更する
上の画像にようにIPアドレスだけを
入力するとデフォルトで用意されている
index.html の中身が表示されます。
このファイルは/var/www/html にあります。

ちなみにこのディレクトリに
ファイルを用意しておくことで、
クライアントがindex.html以外を
要求しても、それに答えることが出来ます。
試しに test.html を作ってみます。

エディタは何でもよいので、
中身を上の画像のように書きます。
適当に作ったので表示内容は何でもOKです。
ファイルの作成が出来たら、
http://x.x.x.x/test.html でアクセスします。
すると以下のように表示されます。

Apacheの設定をもっと
色々いじりたいという場合は、
/etc/apache2/ にある以下の
ファイルたちの設定を変更します。
apache2.conf | conf-enabled | magic | mods-enabled | sites-available |
conf-available | envvars | mods-available | ports.conf | sites-enabled |
例えば apache2.conf では、
apacheの全体的な設定を変更できます。
ports-confではApacheが
オープンするポート番号を設定できます。
ちなみに http://x.x.x.x/ファイル名 のように
ファイル名を指定してアクセスするには、
ファイルを /var/www/html/ ディレクトリに
置いておく必要がある、と説明しました。
これはsites-availableディレクトリの中にある
default.conf にドキュメントルートとして
/var/www/html が定義されているからです。
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。