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IoT&LPWAと様々な規格の比較

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IoTデバイスは、2022年までに何十億個ものデバイスがインターネットに接続されると予測されています。

 

IoT化が進むにつれて、デバイス(センサー等)の低電力化・低コスト・小型化等を気にしなければなりません。端末が早くバッテリー切れになっては、利便性に大きく欠けます。よく言われるのが、寿命は乾電池2本で10年もたせなければなりません。また農業など大規模にセンサーを展開するIoTユーザにとっては、たくさんのデバイスが必要となるため、小型で安いものを提供しなければなりません。

既存の技術として、Bluetooth、Wi-Fi、LTEなどの規格があるが、これらはIoT/M2Mに必要な要件を全て満たしているとは限りません。そこで低電力化を実現するIoT向けの通信方式が鍵となってきます。

 

LPWA(Low Power Wide Area)とは?

"低消費電力""遠距離通信"を行えるようにした、IoT/M2M向けの通信規格(方法)の総称です。IoTデバイスはスマホ等とは違い、送信するデータサイズが非常に小さく、高速な通信は要求されません。いかに省電力にして、バッテリーを長寿命にさせるかが大切なのです。

※LPWAN(Low Power Wide Area Network)と表記するときもある。

 

LPWA規格の比較

LPWAの中でも有名な規格が、LoRa、SIGFOX、NB-IoTです。まずこの3つだけ覚えておけば大丈夫です。LPWAの種々の規格によって、通信距離や伝送速度などの特徴が異なるので、それを簡単にまとめたものが以下の表になります。

出典:総務省(http://www.soumu.go.jp/main_content/000415663.pdf)

 

主な用語解説

スター型

ワンホップでIoTデバイスとゲートウェイがつながる。

 

メッシュ型

マルチホップでIoTデバイスとゲートウェイがつながる。

 

sub-GHz

サブギガヘルツ(1GHzに満たない周波数帯)。免許は不要。一般的に、日本の920MHz帯、米国の915MHz帯、欧州の863MHz帯を指す。トランシーバや警報機などで用いられる429MHz帯、315MHz帯を指す場合もある。

 

ライセンスバンド

利用するのに免許が必要な周波数帯。周波数資源のほとんどは、ライセンスバンド。

 

UNB (Ultra Narrow Band)

超狭帯域。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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